コミュニティFM局向け自動番組送出システム【TinyCAPS(APS, APC)】 Automatic Programing System for small radio stations. |
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法定同録 コミュニティFM局を含む放送局は放送法第10条により放送後3か月間番組を保存する義務があります。 法定同録アプリは起動時または00:00:00に当日名のフォルダ(2012年1月1日なら120101)を生成しその中にwav形式の同録ファイルを作ります。 同時に3か月前(設定可)の不要フォルダを削除し、00:05:00には前日名フォルダ内のファイルをmp3形式に自動変換します。 当日はwav形式の同録をゲストに渡し、翌日以降はmp3変換することでディスクを節約できます。 更に警報機能があり入力音声レベルが設定時間、設定レベル以下が続くと「無音警報」メールを関係者に通報、 その後正常レベルに指定時間復旧すると「無音回復」メールを通報します。 最新法定同録アプリは録音デバイスを選択できるので二つのアプリを走らせればAPS出力とOA信号を個別に同録できます。 また二つの動作モードがあり、 (1)時間同録(法定同録)モード 正時から正時まで1時間単位で同録し、途中で止めると直後から次の正時まで 同録開始します 3〜6ヶ月間の同録を保存し、夜間の同録しない時間帯を設定できます (2)同録予約(録音予約)モード 2月21日10時49分から1時間録音など、分単位で予約同録ができます。 (1)(2)は同時に働きますので、1時間ごとの法定同録を行いつつ、ゲストの出演パートのみの同録を作ることができます。 法定同録は「放送技術」2019年8月号で紹介された。 |